2012年05月01日
4月29日(日)に平生町歩け歩け大会に
子供と子供の友達と、その御父兄方と行ってきました。
平生町体育館スタート、阿多田公園ゴールの片道約4.5kmです。
去年も参加していて、
去年のコースや距離は憶えていませんが、とにかく山に登って行く感じで
平生小学校スタート、神護寺経由、
ハートランドひらおスポーツレクリエーション公園ゴールの過酷な道のりでした。
ゴールといっても往復するので、さらに倍!!ですけど・・・
まぁ今年は平坦な道で片道1時間程度だったので
そんなにキツくありませんでした。
阿多田公園に到着したのは11時ぐらいでしたが、
とりあえず芝生の上にシートを敷いて弁当を食べました。
阿多田公園では、子供たちが遊べるような物が用意してあって
吹き矢とか変な自転車とか、竹トンボが作れたりする所もありました。
中でも人気だったのがバギーみたいなの(正式名称が分かりません)に
子供たちが群がっていて行列になっていました。
娘は、前の人が降りる前にダッシュで向かっています。
降りては並び、降りては並びを繰り返し、
なぜか友達のお父さんのサングラスを奪ってかけていました。
しばらくすると、飽きてきたのか、息子は竹トンボ作りに向かいました。
竹トンボとは言っても竹の部分は棒(?)だけで、
羽根の部分は厚手のビニールみたいなものでした。
本物の竹じゃない分、ハサミで切れて
小さい子供でも簡単に
できるようになっています。
小さい子供でも簡単に・・・。
できる・・・。
はず・・・。
・・・。
まだ切っています。
一緒に作り始めた友達が、羽根を切ったあと、
マジックで羽根に絵や模様を描く中
まだ切っています。
「どうしたん?」
と聞くと
「全然切れんのんじゃけぇ!」
とちょっとお怒りのご様子。
羽根を見てみると、修復不能なぐらいガッタガタになっていました。
「貸してん」
と言って切ってみると、
やはり小さな子供でもできるように簡単に切れます。
なぜか・・・
写真を見て分かるように、彼はギッチョでした。
左利き用のハサミはないし、
本人も左利きだから切りにくいとも思ってないので
まだガジガジやってます。
もう無理だなと思って、
「ギッチョじゃけぇ難しいんよ」
と説明し、ガッタガタの羽根を切りなおしてあげました。
その後絵を描いて、
羽根をライターでちょっとあぶって飛びやすいように曲げてもらって、
竹串を刺して、ボンドでひっつけて、乾くまで待って、
やっと完成しました。
「よっしゃ!!!」
と言って勢いよくテントから飛び出して行きました。
他の子供たちが作るのをしばらく見ていると
「ねぇねぇ」
息子が戻ってきました。
「どうしたん?」
「竹トンボが下に行くんじゃけど」
「下に行くぅ?貸してん」
竹トンボを回してみると、
これでもかってぐらい飛んで行きました。
「おぉ~!すげぇ~!」
とか言って竹トンボを追いかけて行きました。
「普通に飛ぶし、むしろ普通の竹トンボよりも飛ぶぐらいなのに
なんで飛ばんのんじゃろ」と思って息子を見ていると
ここにきて、またギッチョが災い。
回す方向が反対で、竹トンボが地面に向かって一直線。
「こりゃだめじゃ」と思い
「こっちじゃなくてこっち回すんよ」
といつもと反対に回すように説明し
やりにくそうに何度か素振りをして
なんとか飛ぶようになりました。
しばらくして、荷物が置いてあるところに戻ろうとすると
子供の友達のお母さん2人を含む大勢の方々が
良く聞こえない、途切れ途切れのような不思議な曲に合わせて(?)
不可解な儀式を行なっていました。
よく見ていると、どうやら太極拳らしく
まっ黄色の服を着た方が指導をしているようです。
結構長い時間をかけて行なっていた為、
子供の友達のお母さんは結構やせた(?)らしいです。
それから最後に抽選会をやって帰ることになりました。
一緒に行った何人かは石鹸とかが当たっていました。
ハズレはジュースで、
変わり者の息子はハズレ引いて
「よっしゃぁ!!!」
と言っていました。
一方、娘と同い年の子はハズレを引いて
はぶてまくって、そこに生えている芝生を抜きまくるという暴挙に出ていました。
子供たちも帰りはさすがに疲れていました。
いつも通りシャンシャン歩く子も、
ゾンビみたいにフラフラ歩く子も、
足が痛いとジラを言う子も、
抽選会でハズレを引いて芝生を抜きまくった挙句、
永大を過ぎてもまだ、はぶてている子も、
そのはぶてている子を励ます子も、
全員無事に歩いて帰ってこれました。