2012年07月24日
終業式の日(7/20)、ウチの子達は沖縄に旅立ちました。
5月あたりから、子供だけで沖縄に里帰りさせる計画を立ていて、
レスリングの試合もサッカーの試合もカブらず、
尚且つ、長く滞在させてあげようという事で、
レスリングの予定と、サッカーの予定表を見ながら、
7/20から8/1までの期間に決まりました。
しかし飛行機のチケットを予約して1ヶ月ぐらいたった頃、
サッカーの試合の予定が変更され、
ちょうどその期間に試合が行われる事になり、
ケイトは試合に出ることが出来なくなりました。
今治大会といい、今回といい、完全に運に見放されています。
飛行機の時間が19:50発で、1時間前までに受付という事で、
終業式の日は午前中で終わるから余裕だなと思っていると、
出発の3~4日ぐらい前に、ケイトが
「給食食べて昼からも授業やるみたいよ、下校は15時だって」
「は?うそじゃろ、家に帰って着替える暇ないやん」
当日は15時に学校に迎えに行って、車の中で着替える事になりました。
そして当日。
15時前に迎えに行くと、普通にプールで水泳の授業をしていました。
間に合うんか?と思っているとシュリが出てきました。
僕がプールを指差して
「あれケイトらぁか?」と聞くと、
「いや、あれ4年生よ。ケイトは教室じゃろ。呼びに行っちゃろぉか?」と言うので
「う・うん」と僕が言うと、荷物を車に置いて、ダッシュで3年生の教室に向かっていました。
10分ぐらいして、遅すぎじゃろと思っていると、
走って2人が出てきました。
多分、日頃からの忘れ物が積み重なったのでしょう
やたらと荷物を持っていて、かなり重そうにしています。
時間がないので早く乗り込ませて、着替えさせます。
嬉し過ぎて変なテンションになっています。
その後セブンに寄って買い物をしていると、
ポケモンのスタンプラリーを発見。
あんまり時間ないのに、何回も何回もスタンプにインクを付け
真剣に押していました。
「よし!きれいにできた」とか言って紙を握りしめて、
次のセブンを期待していたので
「沖縄って(本当に)セブンイレブンないんよ。持って行くなよ」と言うと、がっかりしていました。
しばらくすると突然、
「当たったぁ!!!」とケイトが叫んだので
「何が当たったん?」と聞くと
「これ!」とさっきセブンで買ったアイスが当たりだったらしい。
当たったと思って調子に乗った顔をしていますが
本当は何本か集めたら何かが当たるかも・・・
みたいな微妙な結果でした。
日記系の宿題は沖縄に持って行って書かそうと、
さっき重そうに持っていた荷物を空けると、なぜか(習字の)スズリが・・・
「なんでこれがここに入っちょん?
習字道具入れこないだ家に持って帰っちょったじゃ?」
「そうよ。中身を忘れとったんよ」
習字の授業が終わって、習字道具入れに仕舞わない事や
その仕舞わなかったスズリ等は、いったいどこに置いていたのか・・・。
謎が謎を呼びます。
他には絵の具セットの筆を入れる白っぽい2つに分かれるケースの片割れもありました。
「筆はどこにあるん?」
「・・・・・・・」
首をかしげていました。
(後日、個人面談の日に、話が終わった後担任の先生に
けんばんハーモニカと筆を入れるケースの片割れを託されました。)
無事空港に着き手続きを済ませ、沖縄に持って行かすお土産などを買って、
出発時刻まで1時間ぐらいあったので、子供たちが乗る飛行機を見に行きました。
乗るのは後ろに見えるJALの飛行機なのですが、
「えぇ~。あのダサいのに乗るん?」とケイトが。
「ホンマやぁ。嫌だなぁダサい飛行機。」とシュリも。
「はぁ?どこがダサいんか?みんな一緒やんか」と僕が言うと
「違うし、あっちの方がかっこえぇし」とケイトが。
「そうやし。あっちんがえぇし」とシュリも。
指差す先には同じJALの飛行機。
←ケイトとシュリが乗る飛行機のタイプ
(厳密には違うと思いますが)
←指差す先の飛行機
「何であっちの方がえぇん?」と聞くと
「『笑ってはいけない』の飛行機じゃけぇ」とケイトが。
「そうそう。あれって浜田とか遠藤とか乗っちょるんかねぇ?」とシュリが。
どうやら正月に見て爆笑していた『絶対に笑ってはいけない空港24時』の
ガースー黒光りエアラインシステム(GAS)のロゴと間違えているようで
とにかくそっちにすごく乗りたそうにしていました。
時間になったので搭乗口に向かって、
その後、特に寂しそうな素振りを見せる訳でもなく
普通に係りの人と飛行機に乗り込んで行きました。
前回沖縄にケイトとシュリが行った時は
色が白くなって帰って来たので、(ゲームをしまくって家から出なかったらしい)
今回は海で泳いだり、外で遊んだり、ゴキブリのデカさにビビッたり。
全力で遊びまくって真っ黒になって、無事に帰って来て欲しいです。
次の日は仕事だし、尚且つ帰るのに3時間もかかるので
僕たちもサッと車に乗り込み
「はやきこと風の如く」で帰ろうと思ったのですが、
ヤツラのいない車内は「しずかなること林の如し」でした。